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公正取引委員会のサイト(http://www.kotorikyo.org/fairwind/onsen.html)から一部引用。
1. 源泉に加水、加温・循環濾過等を行っているにも拘わらず、パンフレット等において「源泉100%」「天然温泉100%」など、源泉をそのまま利用しているような強調表示を行うことは、消費者の誤認をまねくおそれがある。
また、「天然温泉」との表示を行う場合には、あわせて、源泉への加水・加温・循環濾過装置の使用の有無に関する情報が提供される必要がある。
循環の温泉で、「ここは循環ろ過装置を使用しています。」なんて表示されているの、一度も見たことないですが…。
温泉偽装問題
筋湯温泉「廃水」報道 「温泉のイメージが…」−−関係者に困惑、憤り /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000199-mailo-l31
記事自体は、「またか」というような内容なんですが、ちょっと気になったのがここ。
県の主張は(1)オーバーフロー水は蒸気の残りを冷却したもので「廃水」ではなく温泉水(2)地熱発電で余った蒸気にわき水を混ぜ、温泉とするのは温泉法上問題ない(3)「自然噴出」「掛け流し」の表現は温泉法や不当表示法から判断し、違法とは言えない――など。
「掛け流し」かどうかを、完全に天然の温泉(つまり、湧いてきた湯をそのまま湯船に、使い終われば再利用せず捨てる)かどうかを判断するためにチェックする人は多いと思います。
チェック方法としては、湯船から湯があふれ出ているかどうかを見るのが有名で、一般的な方法だと思います。
しかし、ここのような温泉でも、「掛け流し」は実現できてしまうわけで。
完全な情報公開こそが大切なわけですね。
温泉偽装問題
yahooトピ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/camouflaged_hot_spring/
温泉が出ないことが問題なんじゃない。
嘘をつくことが問題なんだ。
日本の大衆文化への冒涜だ。
ピパの湯 ゆ〜りん館
美唄市の、桜で有名な東明公園のそばにあります。道央自動車道の美唄ICで降りれば、小さいですが看板があるのでそのナビ通りに進めば行けるでしょう。
ふざけた名前ですが、平成15年の年末にオープンしたばかりで、立派でキレイな設備です。
ホテルが隣接されており、宿泊もできます。
ここの最大のウリは洞窟風呂。屋外にある、露天風呂に岩でかまくらを作ったような風呂がソレです。夜には不気味に青色でライトアップされています。不思議な気持ちになれますよ。
またこの洞窟風呂とは別にちゃんとした(?)露天風呂もすぐ隣にあります。
俺が行ったのは夜中だったのでわからなかったですが、小高いところにあるので景色がいいかもしれません。
泉質は、湯量が豊富だけど源泉温度が低い。というか、温度的にはほとんど水。
まぁ、地下水にもミネラルなんかが豊富に含まれてるだろうから、沸かしたとしても温泉効果はあると思います。
全くの余談ですが、ここの土産物屋で買ったチョコ納豆*1が死ぬほどマズかったです。
- 営業時間
- 10時〜22時
- 料金
- 600円
- 設備
- サウナ、露天風呂、洞窟風呂、ドライヤー、石鹸、無料休憩所
- 公式サイト
- http://www.city.bibai.hokkaido.jp/topic/yurin.htm
- 俺的評点
- ★★★☆☆
*1:ドライ化した納豆をチョコでコーティング。噛んだ瞬間、口の中に広がる違和感。
えにわの湯
日帰り入浴1600円(タオル・着替え等付)
24時間営業(AM1:00以降は深夜料金1000円増し)
恵庭市という、新千歳空港と札幌の中間くらいの場所にあります。
ちょっと値段高めだけど、職場から近い所にあるんでよく行きます。
よくある流行りの公共温泉に思われがちだけど、実はここ昔から温泉があるところで、湯量が非常に(無駄に)豊富です。
泉質も(入浴できるものとしては)塩泉とモール泉の2種類ある。湯船も広いので、平日の夜なんかに行くとゆったり入れる。休憩室は無料。仮眠室もある。隣のレストランとのお得なセットや、雪の無い時期ならパークゴルフとのセットなんてのもある。
時代の流れを読んでか、最近とくに「源泉100%かけ流し!」を宣伝するようになりました。
でも、露天風呂がたまーにちょっと臭う気が・・・。まぁ気のせいでしょう。普通にいい湯ですよ。
- 営業時間
- 24時間営業(AM1:00以降は深夜料金1000円増し)
- 料金
- 1600円 (タオル、バスタオル、浴衣込み)
- 設備
- サウナ、露天風呂、ドライヤー、石鹸、無料休憩所、仮眠室(男女別)
- 公式サイト
- http://www.cowboy.co.jp/gourmet/eniwanoyu/top.html
- 俺的評点
- ★★★★☆
小樽 天然温泉湯の花
シャンプーリンス、ボディーシャンプーは風呂場にある。タオルだけ持ってこう。(+300円で手ぶらセットもある)
札幌から行くなら朝里殿の方が近い。手宮殿は小樽水族館の方へ行く道の途中にある。どっちに行っても施設、泉質ともにあんまり変わらない気がする。夜遅くに行けば空いてるところが好き。
札幌に一人暮らしをしていた頃は、多いときで週に2〜3回行ってたもんだ。いわゆるスーパー銭湯系の設備だが、天然温泉らしい(そう書いてある)。露天風呂がちょっと塩素消毒臭いので、循環式だろう。
日替わりで男湯と女湯が入れ替わる。檜風呂と岩風呂。檜風呂のほうが何となく好き。消毒臭がマシな気がする。内風呂は広く、綺麗。サウナが普通のサウナとミストサウナの2種類ある。
一つだけ許せない点は、ドライヤーが有料な事である。(3分30円)
普通、この値段(¥600)なら、ドライヤーはタダだと思うんすけどね。
施設が立派でも値段が安いなら(¥370とか)、ドライヤーはコイン式でも我慢するけどさ。
なんでも、マイナスイオンドライヤーを使用してるから有料だそうである。
そんなうさんくさいモノで金取るんだったら、タダでも普通のドライヤーでいいよ。
…っと30円ぽっちの事で長々愚痴ってしまった。でも、わざわざドライヤーを使うためだけに10円玉に両替したりするのって結構わずらわしいんですよ。
- 営業時間
- 9時30分〜0時
- 料金
- 600円
- 設備
- サウナ、ミストサウナ、露天風呂、ドライヤー、石鹸、無料休憩所
- 公式サイト
- http://www.yunohana.org/
- 俺的評点
- ★★★☆☆
丸駒温泉
支笏湖のほとり、恵庭岳のふもとにある温泉旅館。
所謂「温泉マニア」な人たちが求める秘湯的雰囲気と良質な湯、またライトユーザーが求める清潔感や利便性、そのどちらとも兼ね備えているところが良い。循環湯ではない。恐らく。
天然露天風呂は湖水で温度調節しているため、日によって湯温や水位がぜんぜん違う。脱衣場から結構歩かなくてはならない(2〜30mくらいかな)ので、冬にお湯がぬるかった時にはちょっと辛い。風邪ひきそうになる。
(逆に、そのおかげで天然露天風呂の方は空いている事が多い)
お湯の質は、なんというか、他と比べようがない感じ。モール泉のようなヌルヌル感はないが、ゆっくり浸かればとても温まる。
展望露天風呂は支笏湖が目の前に。
穏やかな湖なので、ぼけらーと優しい気持ちになれますよ。
こちらは日によってぬるかったり熱かったりが無い。内風呂から出てすぐ目の前なので風邪ひくこともない。
16年4月に改装工事を行ったばかりで、内風呂の一部と脱衣所がキレイになった。
ただ、女湯の天然露天風呂が、がけ崩れのため閉鎖中になっている。旅館の人に聞いたところ、国立公園に指定されているため、勝手に修理が出来ないそう。再開は未定。非常に惜しい。いや俺は男だけど。
- 営業時間
- 10時〜15時
- 料金
- 1000円
- 設備
- サウナ、露天風呂×2、ドライヤー、石鹸、有料休憩所
- 公式サイト
- http://www.marukoma.co.jp/
- 俺的評点
- ★★★★★